水筒の話 | 攀屋

水筒の話

水筒の話

  • 登山用の水筒といえば、金属製の製品が一般的でした。
    『Markill』に『LE GRAND TETRAS』・・・懐かしい名前だと思われる方もたくさんにいらしゃると思います。この二つのブランドは、今や日本では正規に販売はしておらず、入手は困難です。 

    飲み口がスクリュー式ではなくバネ式の水筒・・・みんな「ボコボコ」になるまで使ってました。金属製の水筒には臭いが付かないように内側にコーティングが施され、特にグランテトラの水筒には『エナメル・グラスティック加工』という、ワインも入れれるようなコーティングが施されていました。この『エナメル・グラスティック加工』というのは、フランス人が「ワインの味を変えたくないので、ガラスのようにしよう」と考えて、生まれたものらしい。さすがはフランスの製品です。

    この二つのメーカーに代わって、現在日本で販売されているのが『LAKEN』と『SIGG』です。
    どちらのメーカーの製品も、やはり内側にコーティングが施され、美味しい水は美味しく飲めるようになっています。飲み口は以前のバネ式の製品は無くなり、スクリュー式の製品だけになりました。スクリュー式はキャップを外さないと、中身が飲めません。キャップを失くしてしまう事があるかもしれません。最近はキャップを外さなくても飲めるキャップも販売されています。なかなか便利ですよ。


《LAKEN》《クラシック0.6?》


《LAKEN》《ジャポニカ0.6?》


《SIGG》 《トラベラー・スイスクロス》

 


《SIGG》《アクティブユニ》

  • アルミ水筒の作り方 (LAKEN)  イワタニ・プリムスHPより

  • 金属製の水筒の他には『ポリタンク』と呼ばれるポリエチレン製の製品があります。ポリタンクは軽くて安価な為に水を運ぶのにはもってこいな製品ですが、新しい物は臭いがきつく、何度も洗ってからで ないと使い難い製品です。


《エバニュー》《エバーポリタン》0.5?~2?


《エバニュー》 《手付きポリタン》1?~2?

  • ポリタンクの軽さを維持しながら、ポリタンクの臭いを取り除いた製品がプラスチック原料を使った製品で、最近は様々なメーカーから販売されています。
    耐熱温度も100℃と、熱湯も入れる事もでき、スタイルや容量・カラーバリエーションも豊富で、選ぶのも楽しくなります。

 


《ナルゲン》トライタンボトル
《広口1?》 《細口1?》 《OTGボトル》
耐熱温度/100℃
耐冷温度/ー20℃

《エバニュー》ポリカーボボトル
《0.3?》 《1?》
耐熱温度/100℃
耐冷温度/ー20℃

 

  • 最近の『プラスチック』水筒には軟らかい素材を使用した製品も多く出回っています。この製品は、別売のホースを取り付けてザックに収納し、ザックを降ろすことなく水分を補給できるようになりました。このシステムを『ハイドレーション・システム』と呼び、このシステム対応のザックも多くなってきました。対応のザックには、水筒を収納するポケットと、ショルダーハーネスにホースを固定するフックが付いています。

 


《platypus》
《ソフトボトル0.5?》 《ソフトボトル1.0?》
三層ラミネートフィルムで耐久性に優れ、凍結から沸騰までの温度に耐える。3/4で満タンとし、入れ過ぎには注意を。凍らす時は横向きにしてね。


《platypus》
《専用ケース》


《platypus》
《ハイパーフロー・キャップ》
片手で補給可能にするキャップです。


《platypus》
platypus水筒に取り付けてハイドレーションシステムに変更するホースです。

 

  • 《plutypus》には、こんな製品もあります。水筒とは言い難いのですが・・・WINEを入れる製品で、WINEを入れて空気を搾り出して栓を閉めれば、風味を変えることなく楽しめるとの事。WINE好きの方は、一度お試しを!!

 

 


《プラティ・プリザーブ》800ml

  • 『ペットボトルがあるから、水筒はいらん』という考え方もあります。
    その考え方・・・確かに水場での補給の必要のない日帰りの山行では『あり』でしょう。しかしテントにしろ小屋にしろ泊りがけで行くような山行では、持って行く水分の量も多くなります。何本ものペットボトルを持って行くよりは、水筒一本持って行く方が荷物はコンパクトになるのではないでしょうか。 

    また、何処でもペットボトルが手に入る時代だからこそ、山に行く時には『道具』にこだわってはいかが・・・?
    登山用の水筒を持って山に登ると、「山登りしてる~」って気分が満喫できますよ!

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